「超高齢社会のコミュニケーションデザイン」
第4回IGUDセミナーを開催

2019年7月29日、DNPコミュニケーションデザインが市谷DNPプラザで開催しました、第4回IGUDセミナーのレポートをさせていただきます。

IGUDとは、IG(インフォグラフィックス:情報の可視化)と、UD(ユニバーサルデザイン:誰もが利用可能なデザイン)を融合し、“すぐに、だれでも、みてわかる”を実現したデザインメソッドです。

国内における65歳以上の人口が27%を超えた現在、【シニア層】はあらゆる市場における重要なターゲットとなっています。今回は「超高齢社会のコミュニケーションデザイン」と題し、昨今のシニアの特性を理解するための「マーケティング」と、確実に“伝わる”情報を発信するための「デザイン」の両面をテーマとしたIGUDセミナーを開催いたしました。

今回は、老年学・シニアマーケティングの専門家として多くの事例を手掛ける、シニアライフデザイン代表の堀内裕子様と、国内におけるインフォグラフィックスの第一人者である株式会社チューブグラフィックス代表取締役の木村博之様による講演・トークセッションを実施。シニア層に響くコミュニケーションについてお話いただくと共に、DNPのIGUDを活用したシニア層向けソリューションをご紹介しました。今回のセミナーには、クライアント様を中心に約100名の方々にご参加いただきました。

基調講演 「老年学の観点からみたシニア市場攻略のポイント」

シニアライフデザイン 代表
堀内裕子様

身体・心理・社会を含めてシニアを捉える「老年学」の観点から、現代シニア層の特徴や、消費活動の傾向など、超高齢社会となった日本のシニア市場の様相について解説いただきました。

堀内裕子様 プロフィール
シニアライフデザイン代表。桜美林大学老年総合研究所連携研究員、日本応用老年学会常任理事などを兼務。老年学の知見を活かし、シニア向け商品・サービス開発・企画・立案(リサーチ・コンサルティング)を行う他、シニアをテーマにした講演・執筆多数。

トークセッション「シニアに伝わるコミュニケーション」

スピーカー:
株式会社チューブグラフィックス 代表取締役 木村博之様
シニアライフデザイン 代表 堀内裕子様
株式会社DNPコミュニケーションデザイン 東京第1企画本部 第1ディレクション部 部長 松川雅一

木村様、堀内様、DNP松川が手掛けた、「シニアに伝わる」コミュニケーション事例をご紹介。一般向けとシニア向けとで異なる表現のポイントや、シニアに自分ゴト化してもらうための工夫など、シニア向けコミュニケーションの成功の秘訣を読み解きました。

木村博之様 プロフィール
1986年チューブグラフィックス設立。日本におけるインフォグラフィックスの第一人者として国内外で活躍。1995年SND Malofiej Infographics Awardsで金賞受賞。本業のデザインワークのほか、デザインコンサルタントや、大学でも講師を務める。著書に「インフォグラフィックス―情報をデザインする視点と表現」(誠文堂新光社)、「システム企画・提案の図解術」(日経BP社)ほか。

講演「IGUD×シニアソリューション」

株式会社DNPコミュニケーションデザイン 東京第1企画本部 第1ディレクション部 部長
松川雅一

DNPのユニバーサルデザインへの取り組みやIGUDが必要となった社会背景、IGUD×シニアのクリエイティブプロセスとIGUDの採用事例についてご紹介させていただきました。超高齢社会の今、生活者に確実に情報が「伝わる」ための、DNP独自の企画制作ノウハウや、シニアへのコミュニケーション最適化のポイントについてもご紹介いたしました。

DNPは、ますます多様性への理解が重要となっていくこれからの社会において、より多くの方々が利用可能で、使いやすく、優れた機能を享受できる製品やサービスの開発・普及に努めることによって、ユニバーサル社会の実現に貢献いたします。

今後もデザインという切り口において、ユニバーサルデザイン・IGUDメソッドを通じて、社会の課題解決に努めて参りますので、是非お気軽にお問い合わせください。