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第5回「パワーアニバーサリーセミナー」が
オンライン配信で開催されました。

2020年10月9日に全国の企業様を対象に、「サステナビリティ×周年」をテーマに開催したパワーアニバーサリーセミナーをレポートします。

周年を事業活動推進の好機と捉え、サステナビリティを周年事業に取り込み、これから起こり得る危機によりよく対応できる強靭な企業体質を身につける。【これまでの歩みで培ったコロナ時代を生き抜くパワー】を持つ企業のご担当者様から講演いただきました。

DNPが考える、パワーアニバーサリーの取り組みについて

大日本印刷
情報イノベーション事業部
木茂 浩太郎氏

今までの周年事業では、過去を振り返り、ステークホルダー(特に従業員とお客様)に感謝の意を伝えるイベントや行事が多かったですが、これからは経営の在り方をこの節目で見直し、社会に対して発信する役割になってきています。
そのような周年事業を行うことで、全社的なムーブメントになり、「あるべき姿」を社内外に浸透させることができます。

DNPでは、3つの視点を重視した未来志向の周年事業推進により様々な課題解決を目指しています。

周年を契機として取り組むべき施策は多岐に渡るので、事業計画として課題解決に寄与するテーマやターゲットを整理・抽出します。
まずインナー施策、アウター施策に大別し、「ビジョン・事業戦略策定」「企業風土改革」「プロモーション」などのカテゴリへとフォーカスしていき、具体的な施策に落とし込みます。
さらに近年では、サステナビリティやSDGsに対して「自社で解決に寄与する社会課題は何か?」を検討する企業が増加しており、DNPではSDGs視点でのサポートも行っております。

次の100年のための「構造改革プラン:YAMATO NEXT100」

ヤマトホールディングス株式会社
ESG戦略立案推進機能 シニアマネージャー
小坂 正人 様

創業から今に至るまでの様々なトピックスや事業展開の歩みにおいても、また現在の「デリバリー事業」やその他の事業を推進していく中でも、1931年に策定された社訓は、ヤマトのDNAとして脈々と引き継がれています。
そして創業100周年を迎え、クロネコ シロネコのキャラクターを28年ぶりに一新したり、新たなデザインの制服に切り替えるなど対外的なブランディングを記念事業として実施。さらに「次の100年」を見据えて、中長期の経営のグランドデザインとして「構造改革プラン:YAMATO NEXT100」を策定しました。

「YAMATO NEXT100」の中に、経営の重要施策としてサステナビリティについて宣言しています。
このサステナビリティの取り組みでは、持続可能な未来を切り拓く将来の姿として「つなぐ、未来を届ける、グリーン物流」、「共創による、フェアで、“誰一人取り残さない”社会の実現への貢献」という2つの「環境ビジョン」と「社会ビジョン」を掲げ、それぞれのマテリアリティに、優先事項と目標を打ち出して実践しています。

宅急便の生みの親である小倉昌男氏が語っていた「変わるべきものと、変わるべからざるものがある」という言葉に対して、今、変わるべからざるものは、社訓などのヤマトの理念・価値観であり、変わるべきものは、イノベーション力・社会のニーズに寄り添う力であるとの考えを示しています。
時代が求めるサービスや商品、そして仕事の仕方への変革を繰り返し、持続可能な社会の発展とヤマトそのものの成長を遂げていく。
サステナビリティの先に、次の100年も選ばれる会社となれるようより一層努めてまいります。

経営構造改革プラン「YAMATO NEXT100」ニュースリリース
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2019/20200123.html

経営の軸になっている「共創サステナビリティ経営」

株式会社丸井グループ
サステナビリティ部・ESG推進部長
関崎 陽子 様

丸井グループは家具の月賦商として創業し、「革新」と「進化」を繰り返しながら成長してきました。周年を節目と捉え、存在意義や実現すべきことをあらためて考えるきっかけとしています。
丸井グループでは、4つの共創理念体系「MISSION」「VISION2050」「PHILOSOPHY」「VALUES」を掲げています。
この理念のキーワードとして、創業者の青井忠治氏が語られた「信用の共創」という言葉があります。
「信用というものは、私たちがお客さまに与えるものではなく、お客さまと共に創るもの」という意味です。

そして今、丸井グループが目指しているのが、「環境への配慮」「社会的課題の解決」「ガバナンスへの取り組み」がビジネスと一体となった未来志向の「共創サステナビリティ経営」であり、この軸になっているのが「VISION2050」です。
この長期ビジョン・目標は、約1年かけて全員参加型で策定したもので、「世代間をつなぐビジネス」「共創ビジネス」「ファイナンシャルインクルージョン」の3つのビジネスに対して目的・取り組み・KPIを決めて実践しています。具体的な取り組みの例としては、2030年までに自社で使用している電力を全て再生可能エネルギーにする目標掲げ、現在50%程度再生可能エネルギーに転換をしています。さらに、その再生可能エネルギーをお客様にもお勧めする事業を9月にスタートさせました。
丸井グループでは、サステナビリティ委員会を取締役会の直下に置き、報告・議論する場を設けて取り組んでいます。

また、サステナビリティの取り組みがどのように企業価値につながっているかですが、EPSと株価を比較したところ、取り組みを加速させた2015年3月期以降、EPSを上回って株価が伸長しているということが分かりました。このEPSと株価の差が取り組みに対する評価だと考えています。

そして、このような取り組みを支えているのが、企業風土です。
丸井グループでは10年以上前から、企業文化の変革へ向けて、研修や勉強会、外部ビジネススクールへの派遣、様々なプロジェクトなどを実行しています。自分の意志で「自ら手を挙げて参加する」ことが企業風土になっています。昨年度は、延べ12,000人を超える社員が「手挙げ」により様々な取り組みに参画しています。
また、丸井グループではグループ共通の人事制度を採用しており、様々な職種でのグループ会社間での異動があたり前になっています。約6割が職種変更を伴う異動経験を持っており、これによって、チームに内に新しい風が入り、自身にとっても色々な経験ができ、成長している実感を得ることができています。
もちろんこの企業風土は最初からできたのではなく、地道にコツコツと社員の参画意識を高めていく、時間をかけた文化の育みが必要でした。

今後は企業価値向上のため、知識創造型の[小売×フィンテック×共創投資]という三位一体の新たなビジネスモデルを創出し、丸井グループの成長、世の中へのお役立ちをしていきます。
最後にVISION2050で掲げている「ビジネスを通じてあらゆる二項対立を乗り越える世界を創る」この目標に向かって、しっかりと取り組みを進めていきます。

丸井グループ コーポレートサイト
https://www.0101maruigroup.co.jp/

共創経営レポート2020
https://www.0101maruigroup.co.jp/ir/lib/i-report.html

ビジョンブック
https://www.0101maruigroup.co.jp/sustainability/lib/s-report.html

視聴者様からリアルタイムで質問をいただき、パネラーの方に
回答いただきました。

Q. 今回、重要課題にサステナビリティを取り入れましたが、もともとサステナビリティはやっていたのですか?
A. 社訓にもあるように、お客さまのことを思って行動していることが、今のサステナビリティの芽としてあった。

Q. どのように企業風土(自ら手を挙げることなど)を形成していったのか?
A. 「人が成長することで、企業が成長する」が根底にあり、“成長の場“を会社が多くつくり、成長している仲間を見ることで自分も成長したいと感じ、相乗効果で徐々に風土がつくられていている。

Q. ビジョンや方針等をどのように、従業員に対して浸透させているのですか?
A. 状況に合わせて、様々な施策(ポスターや研修、動画配信など)を行い浸透させている。
そのために、分かりやすいメッセージをつくり、伝えることが重要になります。

DNPでは企業の年史をはじめ、様々な周年事業をサポートしております。
パワーアニバーサリーでは、周年を単なるお祝いごとに終わらせず、最適な施策を打つことで、あらゆるステークホルダーとの関係と企業体質を強化する「チカラ」を生み出すことができます。

詳しくは、動画をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。

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