第71回全国カレンダー展18点入賞コンテンツ制作

(一社)日本印刷産業連合会とフジサンケイビジネスアイが主催する「第71回 全国カレンダー展」において、当社が制作に携わった作品が18点受賞しました。
「全国カレンダー展」は、1950年に始まり、「企業の文化的メッセージを伝えるコミュニケーション手段」「人々の生活空間に潤いを与える印刷媒体」といわれるカレンダーの印刷技術や企画・デザイン力あるいは機能性や実用性に優れた作品を顕彰し、入賞・入選作品を一般公開するものです。

経済産業大臣賞・金賞【第2部門】

ミサワホーム株式会社様
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生涯と筆跡カレンダー

2020年は楽聖ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生誕250周年。これを記念してベートーヴェンの筆跡で構成しました。ライン河畔の市ボンのベートーヴェン・ハウスを訪ね、音符の入った手紙や言葉の入った楽譜、筆談帳など貴重な資料に出会い、さまざまなベートーヴェン像がそろいました。

経済産業大臣賞・金賞【第3部門】・銀賞【ドイツ国際カレンダー展】

camouCollage様
camouCollage 2020 CALENDAR

1800年代~1900年代前半のアンティーク・ヴィンテージ絵画を使用してコラージュした「camouCollage(カモコラージュ)」の作品集です。めくる度に計53枚の絵柄を楽しむことができる週めくり仕様となっております。文字や細線はくっきり、ハーフトーンなどの階調表現はスムーズに、ドット形状はより忠実に再現することにこだわり、作品の持つ世界観を最大限に表現したカレンダーに仕上げました。

文部科学大臣賞・金賞【第1部門】・銅賞【ドイツ国際カレンダー展】

株式会社 新学社様
2020年 棟方志功カレンダー

墨線が力強い版画作品を和紙の特薄用紙に、白とクリアインキのみで表現したユニークなカレンダーです。クリアインキの印刷によって下に重なる色紙が透過され、モノトーン表現ながらも美しい色彩の映り込みによる相乗効果が楽しめ、棟方志功の独創的世界観をより一層モダンなものに仕上げました。

日本商工会議所会頭賞・銀賞【第1部門】

ダイキン工業株式会社様
2020年ダイキンAIRカレンダー
AIR – 満ちる空気 -

例年“AIR”をコンセプトとして展開しているカレンダー。
2020年は「満ちる空気」と題し、世界各地の空気を感じ旅を続ける写真家・竹沢うるまさんの作品で構成。アートディレクションは三木健さんに依頼し、プリンティングディレクター監修のもと細部に至るまでこだわりました。

日本マーケティング協会賞・銀賞【第3部門】

公益財団法人 日本相撲協会様
大相撲カレンダー

横綱から幕内力士、そして十両力士までも網羅した、相撲ファンに大変喜ばれるカレンダー。1月の協会挨拶、新春恒例の明治神宮土俵入り、春巡業での靖国神社土俵入り、また稽古シーンや大関・関脇・小結の華やかな化粧まわし姿、そして幕内力士の夏の着流しや、秋冬月は、羽織袴姿を特集しました。

フジサンケイビジネスアイ賞・銀賞【第1部門】

コダック ジャパン様
Gracescapes

オフセット印刷のプロセス4色と特色シルバーインキを用いることで、風景の色彩の中で煌めくシルバーの深みのある濃淡から、写真再現の色域を広げています。紙面を大胆にデザインすることで、大自然の鼓動が伝わってくるインテリア性の高いカレンダーです。

フジサンケイビジネスアイ賞・銀賞【第2部門】

株式会社LIXIL様
2020 LIXIL Original Tile Calendar

今年は「タイルで出会う、世界の人びと」をテーマに、愛知県常滑市のINAXミュージアムに収蔵されている作品の中から厳選してまいりました。タイルに描かれた人々の様子からは当時の暮らしぶりや各国の歴史を伺うことができ、LIXIL様が大切にしている「人々の暮らし」を表現いたしました。このカレンダーを通して、世界の人々が歩んできた文化を少しでも感じ取っていただければ幸いです。

フジサンケイビジネスアイ賞・金賞【第3部門】

フロンティアジャパン株式会社様
陸×海の豊かさを守ろう! Balance Calendar 2020

国産スギ間伐材を使用したモビールカレンダーです。『「海の豊かさ」・「陸の豊かさ」を守ろう』の2つをテーマに、絶滅危惧動物たちをモビールの表裏を使って可愛らしく描きます。楽しく組み立てながら、親子でSDGsに対する興味を持つきっかけとなるカレンダーです。

審査員特別賞 (飯沢耕太郎賞)・金賞【第1部門】

住友商事株式会社様
Passion of the Journey

写真家の竹沢うるま氏のカメラを通して写し取った美しい風景をそのまま表現すべく、カメラ用フィルムをイメージしたデザインを採用。大判サイズで再現された作品は、まるでその場に立ち会っているかのような「臨場感」を余すことなく伝えることにこだわりました。

審査員特別賞 (善本喜一郎賞)

株式会社シグマ様
SIGMA CALENDAR 2020

カメラとレンズの性能が引き出された作品を公募し、色彩表現と季節表現がマッチした作品をデザインに採用。作品に目が行きやすいレイアウトにする為、日玉を横並びに配置しました。また、採用作品の鮮やかな「色」を忠実に再現する為、製版作業で繊細な調整を実施し、奥行きや陰影、濃淡を綺麗に再現する事ができました。

金賞【第1部門】

住友林業株式会社様
住友林業の森 2020 CALENDAR

住友林業様が国内に所有する社友林の写真を綴りました。1本の木が大きく育つまでには大変な労力と時間が費やされます。絶やすことなく木を植え続けてきた住友林業様の想いを「住友林業の森」のタイトルに込めました。四季折々の美しい森の姿を通して、共に「木と生きる幸福。」を感じていただけるカレンダーです。

銀賞【第1部門】

コーニングジャパン様
TREASURES FROM THE CORNING MUSEUM OF GLASS

コーニングガラス美術館の所蔵する美しいガラス作品を特集したカレンダー。
用紙には、ガラス製品が輝くように強光沢カラーキャストコート紙を使用。作品背景の黒色部分には逆に光沢を抑えるように、マットニスを施すことによって、光沢感とマット感のコントラストが際立つ印刷表現としました。

大日本印刷株式会社
ARTCITY calendar Toronto

本作で10作目を迎えるDNP ARTCITYカレンダー。今回は多民族国家第一の都市として存在するカナダはトロントを特集した。各美術館が所蔵するタブロー作品と、仏人写真家Jacques De Melo氏撮影によるパブリックアートの数々が、その都市ならではの「色」を表現している。この活動を通して世界中に溢れる文化を刺激し、後進のアーティストたちに影響を与えることを望む。

アンリツ株式会社様
「Works of the MASTERS」未来へつなぐ美しきグリーン

近代の西洋美術における巨匠たちの仕事から印象派以降のキュビスム、フォービスム~抽象主義の確立にいたるまでを“モダンへの潮流”として捉えたカレンダーシリーズです。コーポレートカラーであるグリーンを基調とした名画作品の構成からデザインまで、ブランドイメージをアピールしたカレンダーといたしました。

銀賞【第3部門】

株式会社アクエリアス様
永劫刹那 ~時の誕生と結晶化~

「結晶化された時間」をテーマに、限られた時間を生きる私たちに心の豊かさをもたらすカレンダーを制作した。結晶化の象徴として用いた「ビスマス」を中心に広がる元素記号表が、宇宙創成と同時に誕生した元素の経時を表し、その舞台に和紙を使用、さらには各所に「ビスマス」を刻み込むことで、永遠性を表現。またカレンダー部分は着脱可能で、台座と組み合わせると卓上カレンダーとして使用可能。

実行委員会奨励賞【第1部門】

株式会社GM INVESTMENTS様/株式会社 守谷商会様
MORITANI ART BOOK SERIESカレンダー「2020 A Bridge over the Void」

テンペラ・混合絵画技法の第一人者、川口起美雄氏の作品集です。「空に架ける」というタイトルが示すように、絵画にちりばめられた寓意と暗喩のパズルを読み解いていく“幻視の風景”が描かれています。広がるシーツを山々や湖水に見立てた作品、花々や建物の内に潜む肖像などが、人生の旅風景を詩情豊かに語りかけてくるカレンダーです。

三機工業株式会社様
2020年Harmonyポスターカレンダー「TWINKLE★TWINKLE★TOWN」

社会の変化とともに多様化するコミュニティやテクノロジー。生活の営みや社会が変化しても人はつながりを見つけ、新しい環境をつくり、暮らしてきました。
2020 年のポスターカレンダーでは、個々の暮らしがつながり、きらめき、広がる「SANKIの街」をイラストレーターの高橋祐次さんに描いていただきました。紙には、きらめく光沢のあるミランダを使用し、河や湖の水のきらめきを表現しました。金色の雲はゴールドのシルク印刷で、角度を変えて見ると、輝きの変化を楽しむことができます。

西松建設株式会社様
色採 SHIKISAI(ノベルティカレンダー)

西松建設株式会社は、2024年に創業150周年を迎えます。本作は、150周年までのカウントダウン企画として、日本の伝統色をにテーマに制作しました。
2020 年版本体カレンダーでは、⻄松建設株式会社の「自然と共生したものづくり」の歴史を日本人が継承してきた日本の伝統色と重ね、日本全国の拠点より色を採取していく「色採-shikisai-」というテーマで表現しました。
本作は、本体カレンダーのノベルティとして、採取した12色の色展開を使用し、食卓を彩るランチョンマットとして使用できる布カレンダーです。

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