多様性理解勉強会 第02回「聴覚障害」

講師

山口智子様(聴覚障がい当事者)
NPO法人 実利用者研究機構 岡村正昭様

プロフィール:5歳で中途失聴。補聴器と口話法を使って健聴者と同じ学校で学ぶ。大学で初めて聴覚障がいを持つ人々と手話に出会い、自身の障がいと生き方について向き合い始める。メーカーでインターフェースデザインに従事する中で、もっと人の役に立ちたいとユニバーサルデザインコーディネーターの資格を取得。現在は、作り手と利用者、健聴者と聴覚障がい者の両方の視点を持ちながら、フリーで活動中。

山口様(右)と実利用者研究機構 岡村様(左)

テーマ

聴覚障がい当事者に聞く!印刷物の配慮について

講義内容

第1部:実利用者研究機構 岡村正昭様

  • 一般的な聴覚障がいの方に山口さんがヒアリングした内容
  • 山口さんの提供者の視点から、印刷物に配慮してほしいこと
  • 聴講者(DNPの皆さま)の気付きや考えるヒントにつながるための日常生活での事例

第2部:山口智子様

  • 聴覚障がいの子をもつ母親にヒアリングした印刷物の困りごとについて
  • 印刷物で配慮してほしいこと
  • 日常生活における聴覚障がい者当事者ならではの困りごとについて

受講者感想

日常だけでなく、緊急時の誘導方法や、そもそも案内するための印刷物がどこにあるかを案内すること、気づかせる方法が必要だと感じました。情報を伝達するだけでなく、情報にアクセスさせる方法、情報アクセスのしやすさについて、これからも考えるべきだと深く感じました。

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