多様性理解勉強会 第09回「読み書き障害」
講師
NPO法人 エッジ 会長
藤堂栄子様
プロフィール:1953年、横浜生まれ。フランス、イタリア、ベルギーでの生活を経て帰国後、慶応義塾大学法学部政治学科卒業、その後星槎大学大学院修士課程修了教育学修士。2001年10月に、ディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的として、NPO法人 EDGE(エッジ)を設立。ディスレクシアに関する調査研究、コミュニケーションサポート、普及啓蒙、人材育成事業を日々推進している。
テーマ
ディスレクシア
- 「ディスレクシア」とは
発達障害の中で、LD [(learning difference, difficulties) 学習障害 - 読んだり、書いたり、計算したりするのが難しい]の中心的な症状です。
講義内容
- ディスレクシアについて~藤堂様の経験を交えながら~
- ディスレクシアと社会
- ディスレクシアと就労
受講者感想
周りの人からの指摘で、自分がディスレクシアだと気づくことがあるケースも多いと知ったときは、正直驚きました。障害を自分の「個性」として受け入れ、自分のやりたいことを実現させるための、環境づくりが大事だという言葉が印象的でした。また、企業側も、少しの理解でさまざまな人を受け入れることが可能になると感じた。見た目や雰囲気で判断せずに、まずは、その人自身を「知ること」、「対話すること」が大事だと思いました。