多様性理解勉強会 第16回「ハーフという存在」

講師のみなさま(1列目)とDNPメンバー
講師と3名によるディスカッション

講師

コミュニケーションプランニング本部
コミュニケーションプランニング部
コミュニケーションプランニング課
小島 シティマイ 百那さん

プロフィール:
今回の講師はDNPコミュニケーションデザインの2年目社員!
法政大学国際文化学部で得た「異文化に対する視点」を生かし、多文化共生社会の実現を見据えながらコミュニケーションプランニング課で奮闘中です。

また、今回はディスカッションのために
 井上 ゆうき バイオレットさん
 小島 アダム 悠路さん
 安藤 美伶さん
の3名にもお越しいただきました。

テーマ

「ハーフ」という存在
多文化共生キーワードから多様化する日本社会を一緒に考える

  • 【多文化共生社会とは】
    自分と異なる他者の思想/文化を相互に理解する社会。
    多様性社会を考えるうえで、異文化理解の観点を加えたもの。

講演内容

  1. 「多文化共生社会」とは?-多様性の中で必要な発想
  2. 日本社会で「ハーフ」として生まれるということ
    • 「ハーフ」って呼んでもいいの?
        …「シニフィアン/シニフィエ」
    • 気が付きにくい小さな偏見
        …「マイクロ・アグレッション」
    • 求められるままに生きる?自分らしく生きる?
        …「アイデンティティ・クライシス」
    • 「よそはよそ、うちはうち」で終わらせない
        …「多文化共生社会」
  3. パネルディスカッション

受講者感想

「どこのハーフ?英語できる?って、すぐに“ハーフ像”にはめこまれて“私自身”を知ってもらえないまま自己紹介が終わっちゃうんです。」
おちゃめに話していた経験談でしたが、とても切実な内容でした。
わたしたち人間はモノを理解しようとする際に「すでに知っている“型”」にあてはめ、カテゴライズするかと思います。そこでわかった気になって終えるのではなく、目の前のいる“個”、ひとりひとりを、それぞれ知ろうとする姿勢が多文化共生、ひいては多様性社会に必要不可欠だと感じました。

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