多様性理解勉強会 第22回「ベジタリアン・ハラルフード」
講師
一般社団法人日本フードバリアフリー協会 代表理事
株式会社ブランド総合研究所 代表取締役社長
田中章雄 様
プロフィール:
1959年 福井県生まれ。日経BP社で雑誌記者、新雑誌・新事業開発を約20年間担当。日本ブランド戦略研究所社長を経て、2005年にブランド総合研究所を設立し、代表取締役社長に就任。地域ブランドの提唱者および第一人者として、毎年100箇所で地域ブランドや地域活性化についての講演・セミナーを実施している。日本テレビの人気テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」などTV番組でのコメンテーター多数。
また、2016年5月の伊勢志摩サミットにおいて、伊勢の広報統括アドバイザーに就任するなど、シティプロモーションの専門家でもある。日本国内・地域観光の活性化として、インバウンド対応や食の多様性における食のバリアフリーの推進及び普及を図る。
テーマ
「食」の 多様性理解
~ベジタリアン・ハラルフード・アレルギーの本来の意味を知ろう~
●「食のバリアフリー」とは
●世界の食の制限・規律
ーベジタリアン・ヴィーガン
ーハラル
ーカルシュート(コーシャ)
ー食物アレルギー
●日本フードバリアフリー協会の取組み
受講者感想
- 身近な食の話題で、こんなにも多様な考え方・捉え方があるのだと知り、大変勉強になりました。一緒に食事を楽しむ、そのために尊重しなくてはいけないことをたくさん知ることのできた大変よい機会でした。
- 訪日外国人は日本食を楽しみにしているのに、日本の食は、何がどのように調理されているのかわかりづらく、とても選びにくいと感じているということは新たな発見だった。
- テーマは食だったが、結局根底にあるのはその人の生き方・考え方そのもの。その他のさまざまな選択をしている人を尊重していきたい。
- どんな人でも食べるもの、食べたいものを選ぶ自由があり、その意思を尊重することはイコールその人の生き方を尊重することにつながると感じた。
- 直接命にかかわるフードアレルギーに対しては気を付けないといけないことは多々あると思いました。本人に聞いてみること、多様性を前提に考えることは、最後は、他の人の気持ちや健康を大切にすることつながるので、自分で考えすぎる前に、まず相手に問いかけていきたいと思いました。