多様性理解勉強会 第29回「私の生き方:障害と未来」

集合写真

講師

株式会社タカラトミー
サステナビリティ推進室
社会活動推進課
高橋 玲子様

国際基督教大学卒業。1993年にタカラトミー入社。共遊玩具の開発に携わる。

高橋玲子様
講演中の様子

テーマ

私の生き方:障害と未来

講演内容

●「目が見えない」にまつわる幼少期の思い出
●海外で過ごした高校時代と帰国後の学生生活
●「共遊玩具」推進の仕事に携わって 企業でUDを実践しながら感じること
●日常生活での工夫とさまざまな視覚支援機器―パソコンやスマホが果たす役割
●これからの世界に望むこと

受講者感想

  • 高橋さんの「共遊玩具」への考え方やUDを企業として取り組む姿勢は幼少期の原体験が影響していました。高橋さん流の世の中との向き合い方や想いが伝わる講演内容でした。障害の有無だけではなく、世の中には不便に生活している方がたくさんあると思います。想像力を働かせてみんなが使いやすいデザイン設計は何かを考えていくことはとても大切ですし、これからの世界に求められる視点だなと思いました。
  • 高橋さんの立て板に水のような話ぶりと、幼少期から周囲の様子を感じ取り、自然に周りを巻き込んでいく様子がありありと浮かぶようでした。配慮についても、何が「配慮」なのか?という点は考えさせられました。自分でできることを勝手にできないのだからと決めつけられるのはだれしも不快なものですよね。こうすればいいんだ!とどんどん進んでいく姿は見習いたいです。
    「共遊玩具」という言葉も初めて聞きました。そして黒ひげ危機一発。私も小さいころよく遊びました。確かに色んな子と自然に一緒になって遊んでいたな。ということも思い出しました。
  • 同じ課の人に紹介され、なんとなく出席したのですが、高橋さんの1時間のお話から得た気づきと意識の変化に自分自身驚いています。感動しています!この勉強会を通じてもっと気づきを増やしていきたいし、気づきを得る人が増えたらいいな、と思います。今後は周囲の人も誘って参加したいと思います。



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