ユーザーインサイトをとらえた体験設計による、エンドユーザー向け総合カタログのリニューアル

「ヨド物置」を主力商品にもつ、淀川製鋼所様のエンドユーザー向け総合カタログのリニューアルを担当しました。「物置のカタログのイメージを変えたい」という同社の想いを受け、「ワクワクへの扉を開けよう！」という新たなコンセプトを策定。物置の新たな価値をユーザーに提案するカタログに刷新することで、潜在的な顧客層へのアプローチを図りました。

キーになったのは、ユーザーインサイトの調査と分析です。「物置の購入を予定しているユーザー」に向けたインタビュー調査を実施することで、生活者が"物置"に求めるものを探りました。
ヒアリングを経て、ユーザーが「家族でこれからキャンプを楽しむため」「新たな趣味としてガーデニングを始めたから」といった、生活の楽しみをバックアップする能動的な商品として物置をとらえているケースがあることに着目。「当面使わないものをしまい込む倉庫」という受動的なイメージを払拭し、物置から楽しさが溢（あふ）れ出ているビジュアルにカタログも刷新しました。

• 2022年1月時点の情報です。