Job Guide
お仕事ガイド
ディレクターとは
ディレクターは、企画、編集、制作、運用を統括します。制作するメディアのテーマや目的を設定し、コンセプト立案、レイアウトやストーリーボードの作成、実際の制作の指揮、クオリティ管理などを行います。
DNPコミュニケーションデザインではWebサイトやアプリ、プリントメディア、映像などさまざまな媒体の企画制作を行っています。各媒体はそれぞれ特性が異なるため、必要なスキルセットは異なります。いずれの媒体の場合にもプロジェクトの企画から完成まで関わりをもち、多様なチームメンバーと連携します。
ディレクターの仕事の流れと関わる人々
クライアントと顧客とのコミュニケーション活動を支援する際、ディレクターはさまざまな役割を担う人々と協業する必要があります。
それぞれの専門知識やスキルを活かして、協力して仕事を進めることで、新しい価値を生み出すことができます。
- ディレクター(UDコーディネーター含む)
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クライアントの課題やニーズを分析し、解決策を提案する
クライアントが抱える顧客とのコミュニケーション上の課題や、ニーズ、ターゲットなどを明確にして仮説を立案。それをもとに具体的なシナリオ(施策)を描きます。
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提案をカタチにする
シナリオを実行する際に、
Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の管理をしながらプロジェクトを進めていきます。クライアントと制作、開発スタッフの間を取り持ち、情報整理やさまざまな調整を行いながら、プロジェクトを完遂します。
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次のシナリオへ
実施した施策の成果を分析。仮説の検証と分析を実施してクライアントに報告。次のシナリオに向けた戦略・戦術を練ります。
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- ICTメディア
(Webサイト制作など) -
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企画立案・提案
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要件定義
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設計
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開発・制作
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テスト
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運用・評価
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スクロール可能
ディレクターと関わる人々
- ※下記の役割の一部はディレクターが担う場合もあります。
リサーチャー
リサーチャーは、ユーザーの課題やニーズを把握し、ユーザーインタビュー、ユーザーテスト、調査、分析などを行う専門家。
UI/UXリサーチャー
UI/UXリサーチャーは、ユーザーインターフェイス(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)に関する調査を行う専門家。ユーザーが何を求めているのか、どのように行動するのかを理解するために、インタビューやアンケート、観察といった手法を使って調査を行います。
調査の結果をもとに、ターゲットとなるユーザーの代表的なプロフィール(ペルソナ)を作成し、デザインの指針とします。また、プロトタイプ(試作品)や完成した製品をユーザーに試してもらい、使い勝手や問題点を見つけ出します。これらの調査結果を活用して、デザインチームや開発チームに改善の提案や洞察を提供します。
UDコーディネーター
UDコーディネーターは、「盲点になりがちな人の思考や行動」に着目し、その対象物(製品、情報伝達物、その仕組み・機能)の問題解決を「ユニバーサルデザインの視点」で行う者。各種媒体の評価分析、課題抽出を行っています。
プランナー
プランナーは、ユーザーの課題やニーズを把握し、制作する媒体、コンテンツ・システム等の企画を立案します。必要に応じて市場調査やターゲット分析を行い、方向性を決定します。
この役割はディレクターが担うことが多いですが、専門性や対応領域を考慮し、専門のプランナーをアサインする場合もあります。
コピーライター
コピーライターは、広告やマーケティングのために文章を作成する専門家。製品やサービスの魅力を伝え、ターゲットとなる顧客に訴求するためのキャッチコピーや広告文を作成します。
エディター、ライター
エディター、ライターは、文章を書いたり、編集したりする仕事をする専門家。エディターは、記事の構成や内容を編集したり、ライターが書いた文章をチェックして、必要な修正や改善点を指摘したりします。一方、ライターは、新聞や雑誌、Webサイトなどに掲載される記事やコラムなどの文章を書きます。エディター、ライターは、文章を通じて情報を伝えたり、読者に興味を引かせたりする重要な役割を担っています。
カメラマン
カメラマンは写真や映像を撮影する専門家。ポートレート、風景、イベント撮影、商品撮影などさまざまな場面で活動します。カメラマンは、カメラや照明機材を使って、撮影対象を美しく表現したり、特定のメッセージを伝えるための写真や映像を制作します。
アートディレクター
アートディレクターは、広告や映像、出版物などのデザイン全体を統括し、クリエイティブの方向性を指示する専門家。具体的には、広告キャンペーンや映像制作などのプロジェクトにおいて、デザインやビジュアルの方向性を決定し、デザイナーに指示を出して作業を進めます。
デザイナー
デザイナーは、さまざまなメディアのデザインを手がける専門家。例えば、広告やロゴ、Webサイトなどのデザインに携わります。デザイナーは、美しさや機能性だけでなく、ユーザーのニーズやコンセプトに合わせたデザインを考え、それを具現化する役割を担っています。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、コンピューターシステムやネットワークなどのインフラストラクチャーを構築・管理する技術者。具体的には、サーバーの設定や管理、ネットワークの構築、セキュリティ対策の実施など、情報システムの基盤となるインフラを整備する仕事を担当します。
システムエンジニア
システムエンジニアは、システム開発の上流工程(顧客の要望をヒアリングして整理する「要件定義」、実現方法を具体化する「設計」)を主に担当します。また、システムエンジニアには開発チーム全体をまとめる役割もあります。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)を実装する専門家。具体的には、HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語やフレームワークを使用して、ユーザーが見たり操作したりする画面やボタンなどを作成します。
プログラマー
プログラマーは、Webサイトやアプリケーションの裏側で動作するサーバーサイドの処理やデータベースの設計・開発を行う技術者。具体的には、PHP、Python、Rubyなどのプログラミング言語やフレームワークを使用して、ユーザーからのリクエストを処理し、データを管理・処理する部分を作成します。プログラマーが開発したシステムは、フロントエンドエンジニアが作成したUIと連携して、ユーザーにサービスを提供します。
テスター
テスターは、Webサイトやアプリケーションの品質を確認するためにテストを行う人。Webサイトやアプリケーションの動作を確認し、不具合やバグを見つける役割を担います。
Webアナリスト
Webアナリストは、Webサイトやアプリのデータを分析し、ユーザーの行動やトレンドを理解することで、Webサイトやアプリの改善、戦略立案等を行う専門家。具体的には、Web解析ツールを使用してユーザーのアクセスや行動を追跡し、データを分析してWebサイトやアプリの問題点や改善点を特定します。また、ユーザーのニーズや動向を把握し、それにもとづいてマーケティング戦略やコンテンツ戦略を立案することもあります。Webアナリストは、データをもとに客観的な視点でWebサイトやアプリの改善を提案し、ビジネスの成果を最大化するための施策を担当します。
DTPオペレーター
DTPオペレーターは、デスクトップパブリッシング(DTP)を行う専門家。DTPとは、コンピューターを使用して印刷物やデジタルコンテンツのレイアウト、デザインを行う技術やプロセスのことです。DTPソフトウエアを使用して、テキストや画像を組み合わせ、ページレイアウトを作成します。これにより、チラシ、ポスター、書籍、雑誌などの印刷物を効率的に制作できるようになり、プロフェッショナルな品質のデザインが可能になります。
校正者
校正者は、文章や文書に含まれる誤字や文法の間違い、スタイルの統一性などを修正する専門家。文章の品質を向上させるために、注意深く文章を読み、修正や改善を行います。
プリプレスオペレーター
プリプレスオペレーターは、印刷物制作においてデジタルデータを印刷用に準備する専門家。主な仕事内容は、デザインデータの確認、カラー調整、画像解像度の調整、フォントの埋め込みなど、印刷機での印刷作業に必要な準備を行うことです。プリプレスオペレーターはデザインソフトウエアや印刷機器の操作に精通しており、高度な技術と知識を持っています。彼らの仕事は、印刷物の品質や正確性を確保するために重要な役割を果たしています。