Steps after joining the company
入社後のステップ
入社後は、ディレクターとしてキャリアをスタートし、業務で経験を積みながら、活躍の範囲を広げていきます。ここでは具体的なステップの中身や先輩たちのキャリアをモデルケースとしてご紹介します。
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アシスタントディレクター
(1~2年目)配属後は指導員とOJTで仕事に取り組み、実務経験を重ねながら、基本に忠実に仕事を覚える基礎固めの期間。見て学び、経験して学び、ときに失敗して学びながら、新しい知識や仕事の流れを会得します。小さな目標を設定し、指導・上長と定期的にふりかえりながら、スモールステップで成長を実感できます。
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ディレクター(3~5年目)
上司や先輩に見守られながら、独力で取り組める領域が増えてきます。対応するクライアントの“担当者”であると周囲から認識され、ディレクターとしての活躍の幅が広がるとともに、自身の仕事の裁量が大きくなり、自分らしい活躍が期待されます。
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ディレクター(6年目以降)
次第に大規模の案件を担当するようになります。関与する人々も多くなり、複数のディレクターを統括したり、組織内外とのコミュニケーション調整、プロセス管理やリソース管理など、携わる範囲も拡大。チームビルドやマネジメントのスキルを磨きながら、自分自身も未踏の領域へと成長・進化していきます。
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管理職コース
組織全体の成果や目標達成に向けて、リーダーシップを発揮し、チームを効果的に運営することが求められます。
専門職コース
コアとなる専門領域・技術領域を深掘りし、専門知識を武器に、組織の成長や発展に貢献するリーダーとして活躍します。
- ※管理職コースと専門職コースは、途中で変更が可能です。
管理職コース
CASE1 M.Mさん
- 大学で専攻した情報デザインや研究で使った技術を生かして、UIデザインに関わりたい!
- UI/UXの専門知見をもった管理職
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1年目
関西の事業部で、IT系商材の営業販促のサポートからキャリアをスタート。技術革新のスピードに置いて行かれそうで、モンモンと仕事をする。
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2~5年目
希望を出して当時の東京にあったフロントエンド(※)技術の研究開発部門に異動し、Adobe Flash/Flex/AIRやAndroid(Java)の技術研究に従事。Adobe主催のコンテストでグランプリ受賞。
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6~10年目
フロントエンド技術研究で培ったUIデザインの知見を生かし、実装実現性のある&使いやすいUIデザインのコンサルティングを開始。
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11~13年目
より効果的なUIデザインを作るために、対象ユーザーとその体験を一緒に検討する、UI/UXデザインのコンサルティングに活動領域を拡張。
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14年目~
課長に就任。対象ユーザーの状況を理解するリサーチにも取り組み、より良いUI/UXデザインの提供をめざして、チームみんなで奮闘中。
- ※フロントエンドとは
WebサービスやWebアプリケーションなどでユーザーが直接操作できる部分のこと
CASE2 S.Cさん
- インターネットを軸に企業の情報発信に関わる仕事がしたい!
- Webサイト構築/アプリ開発のプロジェクトマネージャーの経験を有する管理職
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1年目
女性向け雑誌のWebディレクターとしてキャリアをスタート。
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2~3年目
複数企業のWebサイトのディレクションを担当。インフラ運用保守、システム設計部門とも連携することで、フロントエンド(※)だけにとどまらないWebサイト運営に関わる広範なスキルを習得。
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4~10年目
某出版社の女性向けポータルサイトのディレクターをメインで担当。各雑誌の担当ディレクターと連携しサイト運用のマネジメントスキルを高めるとともに、クライアントの広告商品とも連携したさまざまなメディアサイトの立ち上げに関わる。
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11~19年目
課長に就任。これまでに獲得した広範なスキルをチームメンバーに継承し、クライアントのWebコミュニケーション実現に寄与できる組織づくりに奔走。同時にプレイングマネージャーとして、2万ページ規模の大規模サイトリニューアルのプロジェクトマネージャーを担当し、自組織の案件規模の拡大をリード。
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20年目~
コロナ禍の時期に部長に就任。ビジネス環境の変化、働き方の変革など、内外環境を見定めながら、デジタル領域におけるクライアントと生活者のコミュニケーション企画に強みを持ったディレクター集団を育成中。
- ※フロントエンドとは
WebサービスやWebアプリケーションなどでユーザーが直接操作できる部分のこと
専門職コース
CASE3 S.Kさん
- 広告業界で「デザイン」を極めたい!
- クリエイティビティが原動力の
スペシャリスト
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1~3年目
プリントメディアのアシスタントデザイナーとしてキャリアをスタート。
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4年目
カレンダーを企画する部署に異動。企業カレンダーのディレクターへ転進。その後アートディレクターとなり、著名な写真家やアーティストとコラボレートしてクライアント案件を担当。
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20年目
建設会社の周年事業に携わり、テレビCMのプランニングを経験。学生時代の恩師とクリエイティブの仕事が実現。
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23~28年目
課長に就任。チームを率いながら自分も案件を手掛けるプレイングマネージャーとして活躍。強いチームを創らなければ、という想いの一方で、マネジメントを続けていくと自分自身のクリエイティビティが失われていくのではという不安を抱きながらも日々をまい進。
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29年目~
いきいきとしたクリエイティビティを大切にしたい、という思いでスペシャリストへ転進。カレンダー企画で磨いたコーポレートコミュニケーションの専門性をより高め、会社のプレゼンス向上と、新事業領域の発足をめざし、クリエイティブワークに奮闘中。
CASE4 A.Sさん
- 美大で専攻したコーポレートアイデンティティの経験を生かして企業ブランディングを担当したい!
- ユニバーサルデザインのエキスパート
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1年目
通販カタログのアシスタントディレクターとしてキャリアをスタート。
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2~4年目
某金融機関の企業カレンダーが評価され複数の賞を獲得。これを機に保険・金融業界を中心に担当する部署に異動。キャラクターライセンスのビジネスに取り組む。
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5~8年目
ブランディングに携わりたいという思いから、某プロサッカークラブの商品企画やクラブマーク制作など、統合プロモーションの主担当として活躍。
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9年目
第1子誕生・産休/育休取得。
AFP(※1)資格を取得。 -
11~16年目
住宅メーカーの案件でDNP社長賞
文具メーカーのポストカード商品企画案件で再びDNP社長賞を受賞。 -
23年目~
クライアントワークだけでなく、オリジナルのメソッド開発をしたいという思いから、国立大学との連携を経て、IGUD(※2)メソッドの研究開発に携わり、ユニバーサルデザインのエキスパートの道へ。
- ※1AFPとは
アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー - ※2IGUDとは
インフォグラフィックス(IG)とユニバーサルデザイン(UD)を融合させたデザイン手法で、DNPが独自に開発したデザインメソッド