奇抜さより
人に真摯(しんし)に
寄り添う
アイデアを。

2010年入社文学部人文学科卒

福岡オフィス B.Tさん

Profile

入社してから9年間は主に健康食品の通信販売を行う企業の広告・販促物の企画・制作ディレクターとして勤める。2020年以降は通販だけでなく、金融・エネルギー・流通などさまざまな業界のマーケティング・プロモーション分野の企画・制作に携わっている。

Q学生時代はどんなことに取り組んでいましたか?
とにかくバンドと研究に夢中でした。音楽が大好きでオリジナルのバンド曲を作り、ライブを開催し、CDを作っていました。また一方で日本史の研究にも真剣に取り組みました。研究室にこもって書籍を読みあさり、古文書を解読しながら卒業論文を書きました。その過程でモノづくりや出版、印刷に興味を持ちました。
Qなぜ、DNPコミュニケーションデザインを選びましたか?
学生の頃から“人の心を動かすことがしたい”という漠然とした想いがありました。また、本を読んだり、絵や音楽を作るなどの創造活動も好きでした。就職活動を始めて、複数の異なる業界を調べてエントリーしましたが、クリエイティブで世の中の人や物事に影響を与えているDNPの事業が直感的に好きだと感じ、入社を決めました。
Q職場の雰囲気を一言でいうと?
コミュニケーションが活発です。上司・同僚とは仕事のことも、プライベートのことも話しやすい雰囲気です。
QDNPコミュニケーションデザインで働くことの魅力を教えてください。
創造的なデザインの仕事もあれば、データ分析など緻密でロジカルな仕事もあり、業務内容が多岐にわたるため、日々多くの学びを得ることができます。また、クライアントの業界も多様なので、チャレンジしたい気持ちがあればいろいろな経験を積むことができます。

Q現在、どのような仕事・案件を担当されていますか?
金融機関のWebマーケティングは、数年にわたり担当している案件の一つです。クライアントから年間のご予算をいただいてWeb広告の配信プランを考えています。広告・Webサイトのデザインディレクションもしています。マーケティングデータにもとづいてより成果の上がる計画を立て、デザイン面においては特に、見た人が行動したくなるようなコピーや写真などをクリエイターと一緒につくります。広告配信後は結果データを分析し、改善するところはないかなどを検討してクライアントに提案しています。

ある1日のスケジュール

9:15

出社

娘を保育園に送ってから出社。メールチェックを済ませ、1日のスケジュールとタスクを確認。企画書の作成を開始。

10:00

社内ミーティング

企画書を課長や他部署のチームメンバーと確認。意見を出し合い、課題を確認してさらに企画を練る。

13:00

デザイナーとブレスト

企画とデザインの目的をデザイナーに伝え、アイデアを出し合うブレーンストーミング会議を実施。アイデアとは数で拡げ、磨いて質を高めるもの。創造的だがなかなか骨が折れる。

15:00

Webマーケティングのデータ分析

データとにらめっこ、エクセルでグラフを作りながら黙々と作業。でも頭の中はかなりホット。数字から人の行動や意思を読み解くのって楽しい。

16:30

社内ミーティング

コンペの依頼をいただき、新しい仕事がスタート。複数のプロジェクトが同時に動くことは日常茶飯事。

19:00

翌日の準備

明日の仕事の計画を立てて帰宅。子どもと一緒に食事をとり、お風呂に入り、寝かしつけまで。退勤後はパパとして頑張る。

ある1週間の仕事の流れ

月曜日

企画書作成。一人で黙々と考え、クライアントへのプレゼンテーションに備える時間。

火曜日

課会でチーム目標の進捗確認。日常的に同僚・先輩と情報共有する。

水曜日

Web広告配信に関する定例ミーティング。世の中の動きや新しい技術について勉強。

木曜日

クライアントにオンライン会議で企画提案。県外で遠方のクライアントの仕事でも、緊密に連携して取り組む。

金曜日

広告動画制作の進捗チェック。アニメーションやナレーションを確認。クリエイターとの打ち合わせでより良いものをめざす。

Qこれまで携わってきた中で、一番印象に残っている仕事について教えてください。
意外にも入社1年目の仕事がいまも心に残っています。それは情報誌の制作の仕事でした。高齢になってもなお、活躍している方の姿と健康に生き生きと暮らす秘訣などを地域の場所・ヒト・モノを通じて伝えていくという紀行文企画のシリーズの取材で、先輩、クライアント・カメラマン・コピーライターと一緒に小豆島の映画の舞台にもなった場所へ行きました。事前のロケ日程作成や取材先への電話アポイントおよび取材交渉は経験がないため苦労し、おまけに取材先では突然の天候不良も…。大変な経験でしたがオフィスを飛び出して「本物に会いに行く」ことの大切さや、モノづくりの奥深さ、美しい風景!を味わうことができ、いまもそのときのことをなつかしく思い出します。
Q仕事をする上であなたが大事にしていることを教えてください。
マーケティングの主役は、人であることがほとんどです。変化する社会において、人の価値観や行動がどんな風に変わっているかを日々観察することを大事にしています。また自分自身が毎日の経験の中で心が動いた瞬間を見つめ、なぜこんなふうに感じたのかな、行動したのかな、とあれこれ考えてみることが、仕事に活きてくるのではないかと思っています。
QDNPコミュニケーションデザインはどのような企業でありたいですか。
世の中の欲求や課題に応えるために、クリエイティブと最新のテクノロジーを使ってアイデアを生み出す企業です。それは奇抜で斬新というより、人の気持ちや行動を考えた誠実で価値あるアイデアだと思っています。また、社内においてはチームの仲間同士が率直でポジティブな意見を交わしあえる楽しい組織でありたいと思っています。
Q身の回りにあるクリエイティブに助けられた経験はありますか?
音楽には何度も救われました。悲しいことがあったとき、落ち込んでいるとき、自分を奮い立たせたいとき、音楽を聴いています。音楽は心を落ち着かせてくれたり、想像を膨らませてくれたり、勇気をくれます。
Q仕事がつらいとき、どうやって乗り越えていますか?
仕事の問題はよく考えて解決策を探すように努力しますが、気持ちが落ち込んだときなどは好きな音楽を聴いて気分を落ち着けてみたりします。自分自身でどうにもできないときは上司に相談します。上司とは素直に悩みを話せる関係だと思っています。それでも会社で言いにくいことは、妻に話を聞いてもらっています。周りのみんなに相談し、ときに協力を求めながら乗り越えてきました。
Q今後の夢やこれから手掛けてみたい仕事について教えてください。
音楽やデザインといった創作は子どもたちの感性・創造性を養い、困りごとを助けることができると思っています。漠然としていますが、そんな創作物を核に、DNPグループが持つソリューションや人・場所を組み合わせて地域の子どもたちの遊びと教育の一助になるような取組み・サービスに携わってみたいと思っています。いまの業務とは直接関係しない夢ですが、いつかクリエイティブで誰かの人生を豊かにするような仕事がしてみたいです。

オフの過ごし方

オフショット

休日は2歳と6歳の娘たちが好きなものを、家族で一緒に楽しんでいます。特に魚が好きなので福岡県内の水族館は年間パスを購入して何度も行っています。最近は旅行先にある県外の水族館も巡っています。

My favorite

最近、自宅でハイボールを作って飲むのにハマっています。ウイスキーについて詳しいというわけではないのですが、いろいろと銘柄を飲み比べてみたり、自分でちょっとしたおつまみを作る時間が楽しいです。

応募者の皆さんへ

DNPコミュケーションデザインに興味を持っていただきありがとうございます。実際に就職してみなければ、仕事の素晴らしさも苦労も本当の意味ではわからないものです。何が自分に向いているかは、やってみないとわかりません。だから迷ったときは、その道へ進んでみてください。大事なのはどんなことも自分から楽しむことだと思います。少なくとも私はDNPコミュケーションデザインで日々面白がって仕事をしていますよ。就職活動頑張ってください!

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