ジャパンファーム様は、日本有数の畜産・食品加工会社です。創立50周年にあたり、記念誌（年史）の制作や、記念式典の開催・運営をはじめ、リクルーティング活動も視野に入れた映像の制作などを実施。感謝の心をすべてのステークホルダーに届けるコーポレート・ブランディング活動を支援しました。
Background周年事業は多くの担当者にとって未体験のプロジェクト
10年、あるいは100年単位で行われる周年事業は、多くのご担当者様にとっては未知の事業であり、そこには不安がつきものです。今回のプロジェクトではこの周年事業を通し、認知度向上と畜産業に対するイメージアップを図り、それを通じて採用活動にもつなげたい、というご要望がありました。
Solutionクライアントと同じ立場で一緒に考える
周年事業の豊富な実績がある私たちは、「クライアントと一緒になって道筋を立てて考える」ことを指針に、常に先のイメージを提示し共有することで、未知の事業に対するご担当者様の不安を払拭。パートナーとしての信頼感を大切に進行しています。
記念誌制作においては、会社のルーツを探り、そこから紡いできた現在の事業の強みを取材する過程で、同社で働く方々のインタビューも実施して掲載。読みごたえと説得力のあるコンテンツを構築しました。
記念式典では、インナー（従業員）コミュニケーションとアウター（顧客・取引先様など）コミュニケーションの双方を意識した内容を盛り込み、記念講演会と記念祝賀会の2部構成、約300名規模のイベントを実施。
また、認知度向上と採用活動に向けては、自然と共存しながら展開する同社の事業の壮大さを表現するとともに、今日までの歩みとこれからの未来を明示する記念動画（ブランドムービー）を制作し、コーポレートサイトで公開しました。動画においても、実際に働く方々のインタビューを通じ、畜産業に携わる誇りや高い志を伝えることで、畜産業に対するイメージアップにも貢献しています。
企業理念に基づき、「人」と「地球」にやさしい循環型で総合的な『食』づくりをコンセプトとしながら、現在のジャパンファーム様の取組みや若手社員が何を思い、どのように働いているかの紹介も重要視し構成。
取引先、OB、従業員が参加する約300名規模のイベント。記念講演会、記念祝賀会の2部構成で実施。
今日まで歩み、そしてこれからの未来を明示するブランドムービーを制作。
Result
課題や悩みを具体的に把握し、ともにその解決に取り組んだプロセスよって信頼関係が構築され、それがスムーズな進行と着実な成果につながりました。また、50周年記念誌、記念式典、記念映像の制作という3つのタッチポイントによる体験設計により、アウターブランディングだけでなく、インナーブランディングとしても、自社の歴史や事業への「誇り」の醸成に貢献しました。
